交通事故と自動車保険

知れば知るほどハンドルが怖い

自動車保険関係者と知り合いが増えるとどうしても事故の話も多くなります。やっぱり悲惨な事故と言うのはあるもので、人を死なせてしまったという例や相手が下半身不随になった、子供を轢いてしまって内臓摘出手術しているなど、相手を死傷させる悲惨な事故や、損害額が莫大になるような事故。事故した相手が無保険・無免許だったなど面倒になりそうな事故など、かなりの数の事故話を聞いてきました。

まったく落ち度のない運転でもこれらに巻き込まれる可能性はハンドルを握る以上、いつ起こってもおかしくないのです。いっそ、車の運転を辞めて自動車保険の加入も止めることができれば、この悲惨な状況になる確率はほとんど無くなることでしょう。そんな悲惨な事故事例をたくさん聞いた管理人は恐らく手厚い自動車保険を迷わず選択しているのかもしれません。保険関係者はみな同じような傾向が見られます。「昨日、車ぶつけてしまって・・・」と笑いながら言える事故もあれば、かなり深刻な状況になる事故もあります。

あらためて事故というものを考えると普段気にしない自動車保険がかなり身近で真剣に考えなくてはならない商品だと言うことを再認識させてくれると思います。事故を起こさない事が一番大事だということを常に思ってハンドルを握る必要があります。若者に限らず車をおもちゃ感覚で乗る危険なドライバーと同じ道路を走っていることも忘れてはなりません。車を選ぶ以上に自動車保険をしっかり選ぶぐらい慎重になってもらいたいと思います。万が一の時に役に立たない自動車保険ほど無駄なものはありません

事故に遭う確率を考えよう

事故に遭う確率はどれくらいあるのでしょう。絶対に事故を起こさないという自信があってもちょっとした気の緩みでも事故は起こります。そればかりか、事故に巻き込まれる可能性だってかなりの確率であるのです。例えば向こうから車が迫ってきて、危険を感じて横に逃げたらそこに人が歩いていたという恐ろしい状況だって珍しい事ではないのです。事故が起こるかどうかは直前まで分からないのです。

保険会社の情報では保険会社に加入した10人に1人は保険を利用するそうです。つまり最低限10人に1人はある程度の事故を起こすという証拠なのです。

あなたは別に重要なお客じゃない

保険加入者はどうも勘違いする人も少なくありません。確かにあなたは自動車保険会社にとって大事なお客さんですが重要なお客さんではありません。もしあなたが大口のお客という訳ではないのならという条件付きですが、この条件に当てはまる人はほとんどいないでしょう。大手企業に勤めていて大口で加入していても所詮は個人個人、大手企業の契約は重要ですが、あなたが別の保険会社に乗り換えても保険会社はべつにどうでもよいというのが正直な意見なのです。と言うことは、なにか不満があって「他の保険会社に変えるぞ!」と上から言ってもあっさり「どうぞご自由に」と言われるのが落ちなのです。

そもそも、どこの自動車保険会社も毎年相当な数の加入者が他社に乗り換えしています。あなたはそのなかの一人という小さい存在なのです。折り込み済みの数値なのです。保険会社はそれ以上に新規開拓を目指しているだけの話なのです。正直、大事じゃない一個人の加入者のために保険会社がどこまでやってくれるのか?そこから疑っていって問題ないと思います。なかには本当に何もしてくれない保険会社もあると聞きます。

もし、あなたがお客が減って困るのだから頑張ってくれるだろうと鷹を踏んでいたとしたら大間違いです。実際めんどくさいお客一人のために頑張るのなら一人新規開拓したほうが楽なのは事実です。ダメなら辞めればよいという考えも大事ですが、それ以前に、少しでも当事者の身になって頑張ってくれる保険会社を最初から選びたいものです。やめても保険会社にとっては大した痛手ではありません。単純にあなたが損をするだけの話なのですから慎重に考えることをお勧めします。

兼業代理店は大丈夫か?

ダイレクト自動車保険でない既存の保険会社の代理店は2種類あります。保険の販売だけを行う代理店と自動車修理工場やディーラーなど副業、兼業として行っている代理店です。保険会社と私たちとの窓口として兼業代理店から加入した場合、少し確認しておきたい要件があります。兼業としているからには上記は自動車修理、自動車販売のプロであり、自動車保険のプロでは決してないという点です。

ただし、誠実な担当者なら事故後すぐに駆けつけてくれる事も少なくないので一概には言えませんが、少なくともダイレクト自動車保険には含まれない代理店手数料分を多く保険料として支払っているのですから万が一の時に安心して任せられる担当者かどうかの確認は最低限必要だと思います。

一方、プロの保険代理店なら保険で飯を食べているのですから保険に関する知識は豊富です。分からない事があったりすればすぐに質問、相談することが可能です。しつこいようですが、代理店を通して加入していると言うことは、保険料の中に必ず代理店手数料が含まれていることを忘れてはいけません。ただし、兼業代理店でも、保険専任の担当者を置いているところもありますので兼業代理店でも安心して任せられるケースもあります。要は担当者次第と言う事なのかも知れません。

自動車保険会社は示談のプロ集団?

私たちが自動車で事故を起こした際は保険会社がやってくれるという安心感があります。しかし、当然、保険会社には保険会社がありません。つまり加入している保険会社が相手、または相手の保険会社と示談を行っているのです。もちろんモメにモメたら裁判所があるわけですが、基本は示談です。

私たちよりも事故経験も豊富ですが、皆がみな示談のプロという訳ではありません。本当にプロと呼べる人は一握りなのかもしれません。相手の要求を飲む事は簡単ですが、こっちの要求も飲ませることをしなければなりません。被害者の親が出てきて話をややこしくしたり、その筋の人など示談が一筋縄でいかない事も多々あるみたいです。ここで示談のプロ集団なら問題ないですが、はっきりいってほとんどがサラリーマンです。

頼りになるはずの自動車保険がまったく頼りにならなかったという状況は良く聞く話です。一向に動く気配の無い保険会社もあると聞きます。示談というのは相手がいる事なのでお互い詰め寄っていく難しい作業なのです。

示談が下手なら一切、こちらに非の無い事故でも過失割合が増える可能性だってあるのです。過去の似たような事故は参考にはなっても基準ではありません。難しい相手なら簡単に変わってくるのです。そのつけは当然、すべて事故当事者に回ってきます。保険会社にまかせる選択は正しいですが、保険会社にまかせれば大丈夫という安心はしない方がよいと考えています。

担当者はプロじゃない!

一度も自動車事故を起こしたことの無い人、多くても数回程度の人が自動車保険のお客さんです。つまり私たちは交通事故という分野では素人同然なのです。ですから保険屋さんにほとんどをお任せするのですが、絶対的信頼が担当者にあるわけではないという事も肝に銘じておくべきなのです。

自動車保険と言うのは担当者によって万が一の時にかなり違ってくるものなのです。さっさと事故案件を終らせたいばかりに、過失割合などあなたに妥協を求めてくるかもしれません。そこは何度も経験している担当者、あなたが素人だと思って難しい法令や裁判例などを使いうまく妥協させようとするかも知れません。

とは言え、最大の味方でもあり、結一の頼み綱でもある保険担当者を敵に回すわけにもいきません。ですからあなた自身もある程度の知識を持つことが一番好ましいのですが、何度もあるものでない交通事故や保険知識を猛勉強するのは実際問題難しいというのも事実です。

担当者がプロであろうと素人に近かろうがあなたよりも経験だけは豊富だと思います。その担当者が親身になって相談に乗ってくれるかはもう、コミュニケーション能力の違いになってくるかもしれません。担当者を信じすぎず、疑いすぎないという難しい事ですが、支払金額に大きく影響しますのでよく肝に銘じてほしい条件です。

事故担当者によりけり・・・

自動車保険は営利目的企業の商品です。これだけは絶対に忘れてはいけません。決してボランティア団体でもなければ公的なシステムでもありません。つまり本音としては事故を起こしてもお金を支払いたくはないのです。

その大前提があって、親身になってできるだけ協力してくれるか、まったくもって非協力的なのかは企業体質もありますが、事故担当者によってもかなり大きく異なる結果となります。どの事故担当者も「支払いたくない」という大前提の元でどれだけ当事者に歩み寄ってくれるか、そこが自動車保険でもっとも大事なところだと知れば知るほど思います。

しかし、これは事故を起こしてからでなければ判断することはできません。管理人が以前、お世話になった保険会社は協力的でかなり助かりましたが、知り合いの保険会社は自分の成績、つまり保険金を渋って好感をもつことはまったくできなかったそうです。

管理人が感謝しているのに対し、その知り合いはクレームを入れている。同じような損害額でこれだけ結果が違うのですから保険会社選びも大切ですが、誰に当たるかという点も非常に大事なのだと改めて思います。それはもう「運」の世界かも知れません。良い担当者に当たる確率の高い保険会社を選ぶしか方法はありません。

自動車保険の過失相殺

交通事故のほとんどはどちらかが全て悪いということは無く、ある程度、被害者にも過失があることが多いです。加害者だけに一方的に責任が行くのは不公平なのでこの被害者の過失分が減額することを過失相殺と言います。自動車保険などで6:4とか8:2などと言われるのが過失相殺です。加害者の一方的な過失で無い限り、この過失相殺が行われます。

例えば1000万円の損害が発生した場合、加害者が8割の割合で過失がある場合、1000万円のうち、800万円を補償しなければなりませんが、被害者の過失分、2割である200万円を補償する必要が無いということなのです。この過失相殺は上記の例では1割違うだけで100万円違ってきますので過失割合は加害者、被害者ともに大変重要なものとなります。

過失割合は自動車、バイク、自転車、歩行者の事故まで事故の内容により基本的な過失割合が定められており、事故の具体的状況を加味して導きだします。この基本的な過失割合で10:0と言うのは数えるほどしかなく、余程の加害者の過失で無い限り、過失相殺が行われます。


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